地中美術館
2014年 02月 19日
瀬戸内の海はひそやかな波が幾重にも連なり
フェリーに向かってひたひたと寄せ来る
もう直ぐ東北大震災から3年
このたおやかな海が牙をむき
阿鼻叫喚の地獄と化した
直島へ接岸すると あのかぼちゃのアートが目に飛び込んで来る
赤い帽子の子供達が南瓜の中へ入り歓声をあげている
丸く開いた穴から赤 青の光が射し内部もアート
さあ!いよいよ幾つかの現代アートと出会う
胸が躍動する
ほとんど過疎と化していた島が幾つもの美術展示により
家々に暖簾を吊るし軒先に花を挿し
春から秋までは通りを観光客が絶えない息ずく島に変身した
特に海外からの観光客が多く
町営バスの運転手さん片言の英語で笑わせてくれる
地中美術館は1つの山をくり抜き建物を建て再び土を戻し屋根だけが地上から見える
総工費500億とも言われる
熱海のMOA 滋賀のMIHO は景観を損なう理由から
山をくり抜いて美術館を造った
どちらも宗教法人所有
しかし この直島の美術館はベネッセ社長個人の持ち物
斬新なデザインは安藤忠雄氏による
ほとんどの部屋は人工の照明を使わず
自然光で鑑賞する
その為に天井がなかったり または大きく開いている
見上げていると雲がゆるりと流れて行く
雲の動きにより部屋の雰囲気が変わり
作品の様相も変わる
時として一定ではない
自然の中で鑑賞している気分だ
全館コンクリートの地肌むき出しで
無機質だが それが造形美を引き立てている
この楕円形の石は3M程の大きさで表面が人体の背部に
似て削られ その上に横たわり静けさに身を任せ 雲の行方を見つめていると
何とも不思議な安堵感が起きる
作品と自然に包まれる1つの部屋
フェリーに向かってひたひたと寄せ来る
もう直ぐ東北大震災から3年
このたおやかな海が牙をむき
阿鼻叫喚の地獄と化した
直島へ接岸すると あのかぼちゃのアートが目に飛び込んで来る
赤い帽子の子供達が南瓜の中へ入り歓声をあげている
丸く開いた穴から赤 青の光が射し内部もアート
さあ!いよいよ幾つかの現代アートと出会う
胸が躍動する
ほとんど過疎と化していた島が幾つもの美術展示により
家々に暖簾を吊るし軒先に花を挿し
春から秋までは通りを観光客が絶えない息ずく島に変身した
特に海外からの観光客が多く
町営バスの運転手さん片言の英語で笑わせてくれる
地中美術館は1つの山をくり抜き建物を建て再び土を戻し屋根だけが地上から見える
総工費500億とも言われる
熱海のMOA 滋賀のMIHO は景観を損なう理由から
山をくり抜いて美術館を造った
どちらも宗教法人所有
しかし この直島の美術館はベネッセ社長個人の持ち物
斬新なデザインは安藤忠雄氏による
ほとんどの部屋は人工の照明を使わず
自然光で鑑賞する
その為に天井がなかったり または大きく開いている
見上げていると雲がゆるりと流れて行く
雲の動きにより部屋の雰囲気が変わり
作品の様相も変わる
時として一定ではない
自然の中で鑑賞している気分だ
全館コンクリートの地肌むき出しで
無機質だが それが造形美を引き立てている
この楕円形の石は3M程の大きさで表面が人体の背部に
似て削られ その上に横たわり静けさに身を任せ 雲の行方を見つめていると
何とも不思議な安堵感が起きる
作品と自然に包まれる1つの部屋
by okounokahori
| 2014-02-19 14:29
| 美術
|
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